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マネーフォワードで会社設立|株式会社を自分で作る手順ガイド

マネーフォワード 会社設立 デメリット

マネーフォワード 会社設立のデメリットで誤解されやすい5つの点と向き不向きの見分け方

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「マネーフォワード 会社設立のデメリットで誤解されやすい5つの点と向き不向きの見分け方」の解説イラスト

本記事は、マネーフォワード クラウド会社設立の公式情報と、法務局・国税庁などの 一次情報を確認したうえで、合同会社commit 編集部が第三者の立場でまとめた解説です。 実際の利用体験ではなく、公式ヘルプ・公式ガイド・官公庁の一次情報を出典として記載しています。

この記事は、マネーフォワード クラウド会社設立について「デメリットが多いらしい」「評判が悪いという話を見た」という断片的な情報だけを見て、会社設立を自分の手で進めることに不安を感じている人に向けて書いています。デメリットとして語られる話の中には、公式情報と照らし合わせると事実と異なる誤解や、条件次第で当てはまらない話も混ざっています。ここでは、デメリットにまつわる誤解を一つずつ検証しながら、自分のケースがどちらの分岐に入るのかを判断する材料を整理します。

「機能が乏しくて使いにくい」という評判は根拠があるのか

デメリットを調べていると、「機能が乏しくて使いにくい」という趣旨の書き込みを目にすることがあります。しかし、これを裏付ける公的な調査は見当たりません。マネーフォワード公式ページ「利用者の評判とサービス満足度のご紹介」(更新日:2025年10月23日、2026年8月21日確認)によれば、利用者1,449名を対象にしたアンケートで約90%が「満足している」と回答しており、あわせて電子定款を選んだ人の割合は約98%にのぼります。

ここで注意したいのは、この数字がマネーフォワード自身による自社調査であり、第三者機関の調査ではない点です。100%好意的な評価というわけでもなく、同じページには「定款認証にどれくらいの時間が掛かるのか事前に分かると良かった」「オフラインでの申請が前提であり、オンライン申請の手助けをしてくれるような内容ではなかった」という具体的な改善要望も紹介されています。

つまり、正確な理解は「機能が不足している」ではなく「特定の場面(時間の見通し、オンライン申請の支援)で改善要望が出ている」というものです。ここで、この2点のどちらかを自分が重視するタイプなら、この先のセクションで扱う内容を確認してから、会社設立の進め方を自分で決めることをおすすめできます。検討する段階では、感覚的な評判だけを鵜呑みにせず、この一次情報にあたる姿勢が遠回りに見えて実は近道になります。自分の手だけで手続きを進める人ほど、こうした一次情報の確認を後回しにしがちなので、最初のセクションのうちに目を通しておくと安心材料になります。会社設立という言葉を検索すると、良い評判・悪い評判の両方が大量に出てくるため、公式の一次情報から距離を置いた憶測が混ざりやすい点にも注意してください。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「「機能が乏しくて使いにくい」という評判は根拠があるのか」の解説イラスト
「機能が乏しくて使いにくい」という評判は根拠があるのか
利用者アンケートの回答割合(マネーフォワード自社調査)の内訳を示す図
利用者アンケートの回答割合(マネーフォワード自社調査)

利用者の評判とサービス満足度のご紹介(株式会社マネーフォワード)を参照。

「入力から法務局提出まで丸投げできる」と思っていないか

会社設立に関するもう一つの誤解が、「マネーフォワードに入力すれば、あとは法務局への提出まで自動でやってくれる」という思い込みです。公式「会社設立の流れ」ガイド(2026年8月21日確認)を見ると、書類の自動作成・情報入力までがマネーフォワードの主な役割で、電子定款を作成し電子署名するのは提携する行政書士であり、登記書類を印刷して法務局窓口へ提出する作業や、認証済み定款を公証役場から受け取る作業は利用者自身が行う前提です。

この誤解のまま入力を始めると、STEP2の途中で「窓口に行く必要があるとは知らなかった」と戸惑う原因になります。すべてを代行してほしい場合、公式には有料の「登記代行プラン」という選択肢が別途用意されています。無料で使える入力フローと、この有料の代行サービスは別物であるという整理をしておくと、混乱が減ります。

窓口対応まで自分で担うつもりがあるかどうかは、会社設立の準備を始める前に自分で決めておきたいポイントです。窓口対応の負担を減らしたい人にとっては、この丸投げできないという性質がデメリットに映りますが、費用を抑えて自分のペースで進めたい人にとっては、無料の範囲のままで十分なケースがほとんどです。

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「入力から法務局提出まで丸投げできる」と思っていないか
無料の標準フローで自分が行う工程のチェックリスト図
無料の標準フローで自分が行う工程

マネーフォワード クラウド会社設立:会社設立の流れと方法(公式)(株式会社マネーフォワード)を参照。

自分の会社形態・機関設計は対応範囲に入っているか

このデメリットが自分にどれだけ重く響くかを判断する最初の分岐は、会社形態と機関設計です。公式FAQ(更新日:2026年3月3日)によれば、マネーフォワード クラウド会社設立が対応するのは株式会社・合同会社の2形態、かつ標準的な発起設立に限られます。合資会社・合名会社・NPO法人・一般社団法人、取締役会を設置する株式会社、現物出資を伴う設立、募集設立、代理人による登記申請は、いずれも対象外です。

ここで見分けるべき分岐は単純です。株式会社・合同会社を、取締役会を置かずに標準的な形で作るつもりなら、この非対応リストには当てはまらず、無料の標準フローをそのまま使えます。逆に、取締役会を置きたい、金銭以外の財産で出資したいといった希望がある場合は、この時点で対応範囲の外に出ます。

対応範囲の外に出た場合の選択肢は、有料の登記代行プランで司法書士に個別相談する方法か、最初から司法書士へ直接依頼する方法のいずれかです。ここまで見た分岐のどちら側に自分の計画があるかを、入力を始める前に一度自分で確認しておくと、途中で作業をやり直す事態を防げます。入力から登記まで自分の力だけで完結させたい人ほど、この分岐の見極めを丁寧に行っておくと、後半の工程で計画を組み直す手間を避けられます。

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自分の会社形態・機関設計は対応範囲に入っているか

会社形態の種類一覧と比較ポイントをわかりやすく解説(弥生株式会社)を参照。

海外居住・未成年・法人役員が対応外になるケース

会社形態だけでなく、経営に加わる人の属性も、対応範囲を分ける分岐点です。公式FAQによれば、海外に住んでいる人や未成年者が役員・発起人になる場合、法人が代表取締役・取締役・監査役・代表社員・業務執行社員に学校法人が役員・発起人になる場合は、いずれもマネーフォワード クラウド会社設立では対応していません。

会社法そのものは、役員の資格に国籍や国内居住の要件を一律には課していません。海外在住であっても株式会社の役員になること自体は法律上できますが、それとこの入力フォームが対応しているかどうかは別の話です。共同創業者がこの条件のどれかに該当する場合、無料の入力フローでは会社設立の書類を作成できません。

この分岐に該当するかどうかは、会社設立の着手前の数分で確認できます。経営陣全員の居住地・年齢・法人か個人かを一覧にしてから、公式FAQの非対応リストと照らし合わせる、という順番で進めると見落としが少なくなります。該当者がいなければ、次のセクション以降の判断に進んで差し支えありません。会社設立を自分で完結させるつもりでいた人ほど、この属性チェックを後回しにしがちなので、早い段階で確認しておいてください。

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海外居住・未成年・法人役員が対応外になるケース

会社法 第32条(発起人が定める事項)(デジタル庁)を参照。

「マネーフォワードとfreeeは同じ」という思い込みを確認する

デメリット・評判を調べていると、「結局どのツールも同じ」という比較を目にすることがあります。会社設立の基本設計(書類作成が無料で進められる点)は共通していますが、登記書類の提出案内には違いがあります。マネーフォワード公式「会社設立の流れ」ページは、登記書類を印刷して法務局窓口へ提出する前提で案内している一方、freee公式ページはSTEP2を「オンラインで申請」と表現し、公証役場・法務局への申請をオンラインで進められるとしています(各社の公式ページ、2026年8月21日確認)。

ここで大切なのは、どちらが優れているかを一律に断定しないことです。マネーフォワード・freeeはいずれも実在する信頼できるサービスであり、事実に基づかない優劣付けは避けるべきです。登記の受理・審査・完了を最終的に行うのは法務局であり、どちらのツールを使っても、この手続きの本質そのものは変わりません(法務省の案内による)。

「印刷して持参する案内が煩わしい」と感じる人にとっては、オンライン申請を案内するサービスの存在を知っておく価値がありますが、それをもってマネーフォワードの機能が劣っていると断定はできません。対応できる会社形態や画面構成などの条件を踏まえたうえで、自分に合う方を選ぶという視点を持ってください。なお、freeeはそのトップページで「累計5万社設立の実績」と自社の数値を公表していますが、これはfreee自身が発表した数値であり、第三者機関による検証を経たものではありません。マネーフォワード側の対応する累計件数は同様の形で確認できていないため、この数字だけをもって会社設立の実績を単純比較することもできません(freee株式会社、2026年8月21日確認)。

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「マネーフォワードとfreeeは同じ」という思い込みを確認する

資本金はどう決める?会社設立時に知っておきたい資本金の基礎知識(freee株式会社)を参照。

電子定款の手数料は「マネーフォワードだけの特別な出費」ではない

「定款を電子化する際の作成費用5,000円は、マネーフォワードを使うから発生する特別な出費」という誤解も見かけます。実際には、この事務手数料は行政書士へ支払う費用として、マネーフォワード・freeeいずれの利用でも発生する一般的な費用です。両社とも、対象の有料プラン(法人向け会計・給与計算サービス等)を年間契約すると、この手数料を事業者側が負担する特典を用意しています(各社の説明、2026年8月21日確認)。

マネーフォワードの公式トップページ、freeeのトップページはいずれも、書類作成・利用登録そのものは「利用料0円」と表記しており、この点そのものは両社に共通する事実です。マネーフォワードの場合、税込年額32,736円のひとり法人プラン、同59,136円のスモールビジネスプラン、同85,536円のビジネスプランのいずれかを契約すると、この5,000円をマネーフォワードが負担します。契約しなければ、この5,000円は自分で支払う実費のままです。紙定款を選べば5,000円は不要になりますが、代わりに収入印紙40,000円が必ず発生します。総費用を比較するときは、この5,000円単体ではなく、有料プランの年額まで含めて自分で見積もる必要があります。

デメリットとして語られがちな、この電子定款の手数料5,000円は、マネーフォワード固有の欠点ではなく、電子定款というしくみを利用するサービス全般に共通する行政書士への支払いです。自分が有料プランを契約する予定かどうかで、実質的な負担額が変わるという点を、費用を比較する際の判断材料にしてください。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「電子定款の手数料は「マネーフォワードだけの特別な出費」ではない」の解説イラスト
電子定款の手数料は「マネーフォワードだけの特別な出費」ではない
事務手数料5,000円が自己負担になるケースの内訳を示す図
事務手数料5,000円が自己負担になるケース

Q2. ウェブ会議による電子定款の認証は、どのように変わったのですか。(日本公証人連合会)を参照。

自分にとって深刻な制約かどうかを見分ける4つの質問

ここまでの分岐を踏まえると、ここで挙げたデメリットが本当に困る内容かどうかは、次の4つの視点で見分けられます。対応外の会社形態や機関設計に該当しないか、経営陣の属性に対応外の条件がないか、窓口へ足を運ぶ時間を確保できるか、設立後の税務・社会保険・決算まで自分で追えるか、という順番です。

最初の2つに一つでも当てはまる場合、無料の入力フローの範囲では会社設立の書類を作成できず、有料の登記代行プランか司法書士への直接依頼が必要になります。3つ目・4つ目は対応範囲そのものではなく、自分の時間や知識との相性の問題です。窓口対応や設立後の判断を自分でこなす余力があるなら、これらは避けたいデメリットというより織り込み済みの前提として扱えます。

設立後の税務・社会保険・決算・役員報酬まで自分だけで抱えるのが不安なら、税理士など専門家に一部を任せる選択肢を検討する価値があります。書類作成の部分は会社設立ツールで効率化しつつ、専門知識が要る部分だけを専門家に相談する、という組み合わせが現実的な落としどころになります。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「自分にとって深刻な制約かどうかを見分ける4つの質問」の解説イラスト
自分にとって深刻な制約かどうかを見分ける4つの質問
深刻な制約かどうかをチェックする4項目のチェックリスト図
深刻な制約かどうかをチェックする4項目

税理士情報検索サイト(日本税理士会連合会)を参照。

まとめ:デメリットを自分ごととして仕分ける

ここまで見てきたとおり、マネーフォワード 会社設立のデメリットとして語られる話には、機能面への漠然とした不満といった根拠の薄い評価と、「対応していない会社形態がある」「窓口対応は自分で行う」といった事実にもとづく限界の両方が混ざっています。前者は公式アンケートの数字と照らして検証し、後者は予定している会社形態・機関設計・経営陣の属性・使える時間と照らして仕分ける、という2段階の見分け方をここまで紹介しました。

自分のケースが対応範囲に収まり、窓口対応も苦にならないなら、これらのデメリットは大きな支障にならずに手続きを進められます。対応外の条件に当てはまる会社設立を計画している、あるいは設立後の税務・社会保険・決算まで一人で抱えるのが不安だという場合は、司法書士や税理士といった専門家に一部を任せる選択肢もあわせて検討してみてください。デメリットを漠然と恐れるのではなく、自分の状況に照らして一つずつ判断していくことが、会社設立の途中で手が止まらないための近道です。自分で会社設立を進めるかどうかを迷っている人は、この記事で挙げた分岐のどこに当てはまるかを、まず自分で棚卸ししてみてください。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「まとめ:デメリットを自分ごととして仕分ける」の解説イラスト
まとめ:デメリットを自分ごととして仕分ける

法人設立ワンストップサービスの対象が全ての手続に拡大されました(国税庁)を参照。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

掲載順は評価の優劣を示すものではありません。

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