このページは、マネーフォワード 会社設立 評判を調べている人、つまりマネーフォワード クラウド会社設立で株式会社の会社設立を自分で進めるか決める前に、使った人の声や欠点を知っておきたい人に向けたまとめです。当サイトは利用体験を持たない第三者のため、口コミを集めて紹介することはしません。その代わりに、評判として出回っている情報がどこから来ているのかを分け、公式の調査結果と公式が認めている制約、費用の実額を2026年10月18日時点の公式情報で確認しながら、評判の読み方を整理しました。
マネーフォワード 会社設立の評判は、情報源を3つに分けて読む
マネーフォワード 会社設立の評判として目にする情報は、出どころで3つに分かれます。1つ目はマネーフォワード自身が公開している利用者調査、2つ目はITreviewのようなレビューサイトに投稿された利用者の評価、3つ目は税理士事務所や個人ブログが書いた解説記事・比較記事です。同じ「評判」でも、誰が、いつ、何のために書いたかが違います。
レビューサイトは第三者の場ですが、件数に注意が要ります。ITreviewの「マネーフォワード クラウド会社設立」のレビューページは、2026年10月18日に確認した時点で全3件でした。3件では、満足・不満のどちらに傾いているかを統計的に語ることはできません。会社設立のツールは一度使えば役目を終えるため、継続利用する会計ソフトに比べて投稿が集まりにくい分野だと考えられます。
解説記事や比較記事には、紹介料を得る目的で書かれたものも含まれます。料金やキャンペーンは記事を書いた時点の内容で、すでに変わっていることも珍しくありません。どの情報源でも、会社設立にかかる金額と条件だけは自分で公式ページを開いて確かめ直す、という読み方を前提にしてください。


公式の利用者調査:満足度約90%と、その読み方
マネーフォワードの公式ページ「利用者の評判とサービス満足度のご紹介」(更新日2025年10月23日)では、利用者1,449名を対象にした調査の結果が公開されています。約90%が「満足している」と回答し、約98%が電子定款を作成しています。サービスを知ったきっかけはインターネット検索が約47%で、確定申告ソフトなどマネーフォワードのサービスを使っていた人が約22%でした。
同じページには、満足した人の回答として「基本的な情報の入力のみでスムーズに会社設立をすることができた」「定款作成時の行政書士のサポートも良く、設立のための費用も抑えられた」などが紹介されています。満足していない人の回答としては、「定款認証にどれくらいの時間が掛かるのかなど、手続きの必要時間が事前に分かると良かった」「オフラインでの申請が前提であり、オンライン申請の手助けをしてくれるような内容ではなかった」が挙げられています。
この数字は提供元による自社調査で、第三者機関の調査ではありません。回答者は実際に会社設立までたどり着いた利用者が中心と考えられ、途中でやめた人の声は反映されにくい構造です。この不満の声は、よくある質問「Web入力のみで完結しますか?」の回答とも対応しています。書類はWeb入力のみで作れる一方、印鑑証明書や写真付き身分証明書の用意、行政書士とのメールのやりとり、公証役場での定款の受け取り(株式会社のみ)、法務局への登記書類の提出は利用者が行うと案内されています。不満の声まで公開されている点は、どこでつまずきやすいかを知る材料になります。


口コミで評価されやすい点は、入力の手軽さと費用の抑えやすさ
公式調査の自由回答や各社の解説記事で繰り返し挙がる評価は、機能の仕組みと対応しています。入力の手軽さは、STEP1のフォームに会社名・本店所在地・事業目的・資本金・役員構成などを入力すると、定款や登記書類が自動で作られる設計から来ています。公式サイトは「フォームに必要事項を入力するだけで必要書類が完成」と案内しています。
費用の抑えやすさは、電子定款への対応から来ています。紙の定款では収入印紙4万円が必要ですが、電子定款なら不要で、作成費用は通常税込5,000円、有料プランを契約するとマネーフォワードが負担します。公式の比較表では、株式会社の基本費用の目安がこのサービスを使う場合17.2万円、紙定款で自分で設立する場合20.7万円となっています。
設立後との連続性を評価する声もあります。STEP3では年金事務所や税務署に出す書類が自動作成され、提出場所と期限を確認できます。さらに登録後は、ホーム画面の「会社設立の専門家へ相談(無料)」から提携司法書士にメールで相談できます。会社設立の書類づくりから設立後の届出まで同じ画面で続けられる点が、ほかの評価の土台になっています。評判の良い点を読むときは、こうした具体的な機能のどれを指しているのかを確かめると、自分に当てはまるかが判断しやすくなります。

欠点は何か:不満の声と、公式が明示している制約
「欠点は何か」を考えるとき、根拠にできるのは公式が自ら書いている制約です。公式ページ「メリット・デメリットなどが気になる方へのご案内」では、利用者自身がクラウド会社設立の画面で入力し、定款認証や法務局への登記書類の提出も行う必要があり、いわゆる「すべてを丸投げ」はできないと説明されています。丸投げしたい場合は、司法書士が代行する別のプランを使う必要があります。
対応範囲にも制約があります。よくある質問によると、取締役会設置会社、海外居住者や未成年者が役員・発起人になる場合、法人が役員になる会社、現物出資、募集設立、代理人による登記申請などには対応していません。公式調査の不満の声にあった「オフラインでの申請が前提」という点も、使い方ガイドの「STEP2 登記申請」が登記書類を印刷して法務局へ提出する流れになっていることと一致します。
公式調査の「手続きの必要時間が事前に分かると良かった」という声にも、具体的な背景があります。電子定款の作成を行政書士に依頼してから定款を受け取るまで、公証役場での認証、出資金の入金、登記申請と、ツールの外で進む工程がいくつも挟まります。会社設立の期間はツールではなく、こうした外部の工程の待ち時間で決まる部分が大きいということです。
これらは、すべての人にとっての欠点ではありません。発起人が自分1人で、取締役会を置かない株式会社を作り、法務局に書類を持参または郵送できる人にとっては、影響しない制約です。評判で誤解しやすい5つの分岐と読み方の記事では、どの条件で欠点が表に出るかを分岐ごとに整理しています。

評判が分かれる理由は、使う人の前提条件の違い
同じツールで評判が分かれるのは、使う人の前提条件が違うからです。分かれ目になりやすいのは、会社設立の形がシンプルかどうか、つまり作る会社の形がサービスの対応範囲に入っているか、公証役場や法務局とのやり取りを自分でこなす時間があるか、設立後にマネーフォワード クラウドの会計ソフトを使うか、の3点です。
たとえば、設立後にマネーフォワード クラウド会計を使う人は、有料プランの契約で電子定款の5,000円が0円になり、その契約が設立後の記帳にもそのまま使えるため、費用の面で評価が上がりやすくなります。逆に、別の会計ソフトを使う予定の人や、オンライン申請で登記まで済ませたい人は、メリットを感じにくくなります。
会社設立を自分で進めること自体に不安がある人は、ツールの評判よりも、手続きのどこまでを自分で担うかを先に決めたほうが判断は早くなります。書類の作成はツールに任せ、税務や社会保険の判断は設立後に専門家へ相談する、という分担もあります。
評判の良し悪しをそのまま自分に当てはめるのではなく、投稿者がどの条件に当たる人だったかを読み取ることが大切な作業になります。評判が良いと感じる人・分かれる人の傾向の記事では、会社の規模や手続きへの慣れといった条件ごとに、評価が分かれるポイントをまとめています。

Freeeとどっちがいい:比べる軸は会計ソフトと申請方法
「Freeeとマネーフォワードのどっちがいいか」は、評判を調べる人が最もよく突き当たる問いです。両者の公式情報を並べると、共通点のほうが多く見えます。freee会社設立も公式サイトで利用料0円と案内しており、電子定款の事務手数料5,000円は、freee会計またはfreee人事労務の年間契約で無料になるとしています。マネーフォワードは、有料プランの契約で電子定款作成費用5,000円を負担します。どちらも「会計ソフトの契約と引き換えに5,000円が0円になる」構造です。
違いが出るのは申請方法の案内です。freeeの公式サイトは手続きのSTEP2を「オンラインで申請」と表現し、公証役場や法務局へオンライン申請できると説明しています。マネーフォワードの使い方ガイドは、登記書類を印刷して法務局に提出する流れです。どちらが優れているかではなく、自分がどちらの申請方法を取りたいかで向き不向きが決まります。
もう一つの軸は設立後の会計ソフトで、すでにどちらかのサービスを使っているなら、そのまま同じ会社の会社設立サービスを使うと設定が引き継ぎやすくなります。freeeとマネーフォワードを比較する5つの視点の記事で、費用・申請方法・設立後の連携を並べて確認できます。

いくらかかるか:評判とあわせて確かめたい費用の実額
評判の記事で「安く設立できた」と書かれていても、いくらかかるかは資本金と選び方で変わります。マネーフォワードの公式ページでは、サービスの利用料金は無料で、株式会社の基本費用(印鑑等を除く)の目安は17.2万円です。内訳は、電子定款作成費用0.5万円、定款認証1.7万円、登録免許税15万円(株式会社の最低額)です(2026年10月18日確認)。
このうち登録免許税は資本金の額の1000分の7で、15万円に満たない場合は15万円です。定款認証の手数料は資本金の額などにより1万5,000円・3万円・4万円・5万円の4段階で、公式の表の1.7万円は条件によって最大5.2万円まで変わると注記されています。電子定款作成費用の5,000円は、有料プラン(税込年額32,736円〜85,536円)を契約すると0円になります。印鑑を画面内で注文すると4,980円〜33,340円(税・送料込)が加わります。
計算の例を一つ挙げます。資本金500万円の株式会社を電子定款で会社設立し、有料プランを契約しない場合、登録免許税は500万円×1000分の7=3万5,000円が15万円に満たないため15万円、定款認証の手数料は5万円の段階、電子定款作成費用が5,000円で、合計20万5,000円に謄本代(1枚250円)が加わります。公式の目安17.2万円より高くなるのは、定款認証の段階が違うためです。
評判を読むときは、その人がどのプランを選び、どの段階の定款認証に当たったのかで、支払った額が違うことを前提にしてください。会社設立の前に自分の資本金を当てはめて計算すれば、他人の「いくらかかったか」に頼らずに総額を出せます。


まとめ:評判は条件ごとに読み、最後は自分の条件で判断する
マネーフォワード クラウド会社設立の評判は、公式の自社調査(1,449名、約90%が満足)、件数の少ないレビューサイト、立場の異なる解説記事の3つから成り立っています。評価されやすいのは入力の手軽さと電子定款による費用の抑えやすさで、不満として公式に紹介されているのは定款認証の所要時間の見通しと、書面での申請が前提である点です。丸投げできないこと、取締役会設置会社や現物出資などに対応していないことは、公式が明示している制約です。
freeeとの比較では、利用料0円と電子定款5,000円の扱いは同じ構造で、違いは申請方法の案内と設立後の会計ソフトです。会社設立を自分で進めるかどうかは、評判の多数決ではなく、自分の会社の形、手続きにかけられる時間、設立後の記帳方法の3つを当てはめて決めてください。迷ったら、無料のアカウントでSTEP1の入力画面を開き、自分の会社の情報を入れてみるところから始められます。


