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マネーフォワード 会社設立で印鑑を作成する手順|注文画面・費用・届くまでの日数と法務局への届出

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「マネーフォワード 会社設立の印鑑作成はSTEP2「印鑑の購入」画面から」の解説イラスト

本記事は、マネーフォワード クラウド会社設立の公式情報と、法務局・国税庁などの 一次情報を確認したうえで、合同会社commit 編集部が第三者の立場でまとめた解説です。 実際の利用体験ではなく、公式ヘルプ・公式ガイド・官公庁の一次情報を出典として記載しています。

この記事は、マネーフォワード クラウド会社設立で株式会社の会社設立を自分で進めていて、STEP2の「印鑑の購入」画面で手が止まった人に向けて書いています。会社の印鑑をこの画面で作成するか、はんこ店で自分で用意するかは、材質と価格だけでなく、届くまでの日数・支払い方法・定款の作り方とも結びついています。ここでは、公式の使い方ガイドとよくある質問(2026年10月18日確認)で確認できた範囲に絞って、注文の手順、費用、納期、法務局への印鑑の届出までを順に整理します。

マネーフォワード 会社設立の印鑑作成はSTEP2「印鑑の購入」画面から

マネーフォワード クラウド会社設立で会社の印鑑を作成する入口は、STEP2の「印鑑の購入」画面です。使い方ガイドでは、対象ページが「STEP2 会社設立の手続き>印鑑の購入」と示されています。STEP1で会社名・本店所在地・資本金などを入力し終えると、STEP2の最初のほうにこの画面が出てきます。

この画面での注文は義務ではありません。公式のよくある質問では「サービス内の購入は必須ではありません」と回答され、購入しない場合は自分で用意するよう案内されています。画面上も、「購入する印鑑を選択する」の選択肢に「自分で用意する」が並んでおり、こちらを選べば費用は発生せずに次の工程へ進めます。

つまり判断は「画面内で注文するか」「外で作るか」の二択です。どちらを選んでも、会社設立の登記では、会社の実印として法務局に届け出る印鑑が1本あれば登記の手続きは進められます。注文を決める前に、次のセクションで扱う入力項目と、電子定款を選ぶという前提条件を確認してください。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「マネーフォワード 会社設立の印鑑作成はSTEP2「印鑑の購入」画面から」の解説イラスト
マネーフォワード 会社設立の印鑑作成はSTEP2「印鑑の購入」画面から

Q. 印鑑の購入は必須ですか?(株式会社マネーフォワード)を参照。

注文の入力は「印鑑の選択・商号の確認・発送先」の3項目

公式ガイドの手順では、入力は3つに分かれています。まず「購入する印鑑を選択する」で材質を選び、次に「印鑑に刻印する商号を確認する」で、STEP1で入力した会社名が正しく彫られる文字になっているかを確かめます。最後に「印鑑の発送先を入力する」で宛名と住所を入れ、「保存して次へ」を押すと、次の「定款の作成」画面へ移ります。

見落としやすいのが前提条件です。ガイドの注意書きには、印鑑を購入する場合は「STEP2 定款の作成」画面で「電子定款」を選ぶよう書かれています。紙定款で進める予定なら、この画面で印鑑を作成するのではなく、自分で用意する側に回ることになります。電子定款を選ぶと、行政書士への電子定款作成費用が通常税込5,000円かかり、有料プランを契約するとマネーフォワードがその費用を負担する仕組みです。

商号の確認欄に表示されるのは、STEP1で入力した会社名です。社名を変えたくなった場合は、注文を確定させる前にSTEP1へ戻って会社名を直してから、この画面で刻印内容をもう一度見直してください。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「注文の入力は「印鑑の選択・商号の確認・発送先」の3項目」の解説イラスト
注文の入力は「印鑑の選択・商号の確認・発送先」の3項目
「印鑑の購入」画面で入力する順番のチェックリスト図
「印鑑の購入」画面で入力する順番

Q. 購入した印鑑はどこに送付されますか?(株式会社マネーフォワード)を参照。

3種類の材質と価格、セットに入る印鑑

画面内で選べる材質は3種類です。公式ガイドに載っている価格は、柘(ツゲ)4,980円、黒水牛10,500円、チタン33,340円で、いずれも税・送料込みの金額です(2026年10月18日確認)。どの材質でも、内容物は実印・銀行印・角印の3本と印鑑ケースのセットになっています。

代金の支払い方法は、よくある質問で銀行振込のみと案内されています。

3本の役割は分かれています。実印は法務局に届け出て法人の印鑑証明の基になる印鑑、銀行印は法人口座の届出印、角印は請求書や見積書に押す認印です。3本セットになっているため、銀行印や角印だけを別に買い足す必要はありません。一方、実印だけが欲しい場合でも、この画面ではセット単位の注文になります。

柘と黒水牛の差は5,520円、黒水牛とチタンの差は22,840円です。価格差は主に耐久性と欠けにくさの違いで、どれを選んでも登記の手続き上の扱いは変わりません。この印鑑代は、マネーフォワードが示す会社設立の費用比較表(株式会社で合計17.2万円の目安)には含まれていない別枠の出費として計上してください。材質ごとの向き不向きは、実印・銀行印・角印の選び方を基準ごとに整理した記事で詳しく比べています。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「3種類の材質と価格、セットに入る印鑑」の解説イラスト
3種類の材質と価格、セットに入る印鑑
画面内で注文できる印鑑セットの価格(税・送料込、円)の内訳を示す図
画面内で注文できる印鑑セットの価格(税・送料込、円)

Q. 印鑑代金はどのような支払い方法がありますか?(株式会社マネーフォワード)を参照。

書体と刻印の内容は指定できるか

マネーフォワード クラウド会社設立の画面内で作成する印鑑の書体は、篆書体(てんしょたい)に決まっています。よくある質問では、任意の書体への変更や個別のデザインの指定はできないと説明されており、使い方ガイドの注意書きにも「印鑑のフォントは指定できません」とあります。印相体や古印体を使いたい、印面のデザインを細かく決めたい、といった希望がある場合は、自分ではんこ店に依頼する必要があります。

刻印される商号は、前のセクションで見たとおり「印鑑に刻印する商号を確認する」の欄に表示された文字です。篆書体は文字を図案化した書体で、読みにくい反面、印影をまねされにくいという特徴があり、法人の実印で広く使われています。書体の好みがなければ、この固定書体のままで登記上の不都合はありません。

書体を自分で選びたい人は、この画面で「自分で用意する」を選び、外で作成した実印を法務局へ届け出る流れに切り替えます。その場合も印鑑の大きさには法令上の決まりがあるため、注文前に次の点を確認してから発注先を決めてください。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「書体と刻印の内容は指定できるか」の解説イラスト
書体と刻印の内容は指定できるか

Q. 印鑑の書体は何ですか?(株式会社マネーフォワード)を参照。

支払い方法と、印鑑が届くまでの日数

画面内で注文した印鑑の代金は、銀行振込でしか支払えません。よくある質問では、支払い方法は「銀行振込のみ」と明記されています。クレジットカードでまとめて払うことはできないため、振込の手間と振込手数料を見込んでおく必要があります。

届くまでの日数は、よくある質問で「印鑑代金の振込完了から5営業日以上」とされています。土日や祝日を挟むと、注文から受け取りまで1週間を超えることもあります。公式は、設立を急ぐ場合は自分で印鑑を用意するよう案内しています。登記申請日(会社設立日)を決めている人は、振込日から逆算して間に合うかを確かめてから注文してください。お盆期間などは納品スケジュールが変わる旨のお知らせも出るため、時期によってはサポートサイトの「お知らせ」も確認が要ります。

送り先についても条件があります。よくある質問では、STEP2「証明書の準備」でアップロードした個人の印鑑証明書に記載の住所へ発送すると説明され、「印鑑の発送先」欄にはマンション名や部屋番号まで正確に入力するよう求められています。領収書は原則として発行されず、必要な場合は「定款の準備」画面で「領収書発行:追加料金 1,000円(税込)」を選ぶ形です。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「支払い方法と、印鑑が届くまでの日数」の解説イラスト
支払い方法と、印鑑が届くまでの日数
注文から受け取りまでの確認点のチェックリスト図
注文から受け取りまでの確認点

Q. 購入した印鑑はいつ届きますか?(株式会社マネーフォワード)を参照。

印鑑を自分で作成する場合との比べ方

マネーフォワードの画面内で作成するか、自分で用意するかは、次の4点で比べると判断しやすくなります。1つ目は日数で、画面内の注文は振込完了から5営業日以上かかります。2つ目は書体で、画面内は篆書体のみです。3つ目は支払い方法で、画面内は銀行振込のみです。4つ目は定款の作り方で、画面内で注文するなら電子定款が前提になり、紙定款では収入印紙代4万円が別にかかります。

自分で作成する場合に必ず守るのが大きさの決まりです。商業登記規則第9条第3項は、届け出る印鑑について、辺の長さが1センチメートルの正方形に収まるもの、または3センチメートルの正方形に収まらないものであってはならないと定めています。つまり1cm超3cm以内に収まる大きさでなければ、実印として届け出られません。市販の法人実印は18mmや21mmの丸印が多く、この範囲に入ります。

印鑑まわりの思い込みを5つの分岐点で確かめた記事では、「3本そろえないと設立できない」といった誤解も扱っています。会社設立の登記に必要なのは届け出る実印1本で、銀行印と角印は口座開設や取引の場面で使うものです。費用を抑えたいなら実印だけを先に用意し、残りは会社設立の後に作るという順番も選べます。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「印鑑を自分で作成する場合との比べ方」の解説イラスト
印鑑を自分で作成する場合との比べ方

商業登記規則(e-Gov法令検索)(e-Gov(デジタル庁))を参照。

会社設立のスケジュールに印鑑の作成を組み込む順番

サポートサイトのSTEP2のメニューは、「印鑑の購入」「定款の作成」「定款の準備」「証明書の準備」「定款作成の依頼」「定款の受取」「出資金の入金」「登記申請」「証明書の取得」の順に並んでいます。印鑑の購入が先頭にあるのは、会社設立の手続きのなかで印鑑の到着を待つ時間がいちばん読みにくいからです。注文と振込を最初に済ませれば、定款の認証や出資金の払込みを進めている間に、5営業日以上の納品期間を消化できます。

印鑑が実際に必要になるのは「登記申請」の段階です。ここで印鑑届書に会社の実印を押し、書面申請なら登記書類と一緒に法務局へ提出します。逆に言えば、登記申請日までに手元に届いていれば、会社設立の日程そのものは遅れません。自分ではんこ店に頼む場合も、この登記申請日を納期の基準にして発注してください。

もう一つ混同しやすいのが、STEP2「証明書の準備」でアップロードする印鑑証明書です。ここで使うのは発起人個人が市区町村で取得した印鑑証明書で、会社の印鑑証明書ではありません。会社の印鑑証明書は、登記が終わったあとの「証明書の取得」で初めて取れるものです。会社設立の前と後で、同じ「印鑑証明書」という名前の書類が2種類出てくると覚えておけば、手順を取り違えずに済みます。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「会社設立のスケジュールに印鑑の作成を組み込む順番」の解説イラスト
会社設立のスケジュールに印鑑の作成を組み込む順番
STEP2の画面の並びと印鑑が関わる場所のチェックリスト図
STEP2の画面の並びと印鑑が関わる場所

マネーフォワード クラウド会社設立 使い方ガイド(株式会社マネーフォワード)を参照。

法務局への印鑑届出、オンライン申請なら任意

作成した実印は、法務局に印鑑届書で届け出て初めて会社の実印として扱われます。法務省の案内では、令和3年2月15日から、登記をオンラインで申請する場合は印鑑の提出が任意になったと説明されています。ただし代表者の印鑑証明書が必要になる場面に備えて提出する場合、オンラインで出せるのは登記の申請と同時に行うときに限られます。書面で申請する場合は、従来どおり紙の印鑑届書で提出します。

マネーフォワード クラウド会社設立の標準の流れは、登記書類を印刷して法務局へ提出する書面申請です。使い方ガイドの「STEP2 登記申請」には、出力される登記書類として「印鑑届書」が含まれており、持ち物欄には「会社印」と「発起人の実印」が「念のためお持ちください」と書かれています。注文した印鑑が登記申請日までに届いているかが、ここで効いてきます。

届出をした後、法人としての印鑑証明書は印鑑カードを使って取得します。法務省の登記手数料の表(令和7年4月1日から)では、印鑑証明書1通が書面請求500円、オンライン請求・送付450円、オンライン請求・窓口交付420円です。STEP2の最後の「証明書の取得」画面では、印鑑証明書と登記事項証明書を3〜5通ほど取得するのが一般的と案内されています。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「法務局への印鑑届出、オンライン申請なら任意」の解説イラスト
法務局への印鑑届出、オンライン申請なら任意

オンラインによる印鑑の提出又は廃止の届出について(商業・法人登記)(法務省)を参照。

まとめ:印鑑の作成は日数と定款の作り方から決める

マネーフォワード クラウド会社設立で印鑑を作成するなら、STEP2「印鑑の購入」画面で材質を選び、商号と発送先を確認して「保存して次へ」を押すだけです。価格は柘4,980円・黒水牛10,500円・チタン33,340円(税・送料込、3本セット)で、支払いは銀行振込のみ、納品は振込完了から5営業日以上、書体は篆書体に固定されています。電子定款を選ぶことが注文の前提です。

費用の面では、画面内で柘を選んだ場合の4,980円が最も安い組み合わせで、ここに電子定款作成費用5,000円(有料プラン契約時はマネーフォワードが負担)が加わります。登録免許税(資本金の額の1000分の7、15万円に満たない場合は15万円)や定款認証の手数料は、印鑑をどこで作っても変わらない会社設立の法定費用です。印鑑代だけが、選び方で数千円から数万円まで動く部分だと整理できます。

登記申請日が近い人、書体を選びたい人、紙定款で進める人は、自分で用意する側を選び、1cm超3cm以内という大きさの決まりを守って作成してください。どちらを選んでも、書面申請なら印鑑届書を添えて法務局へ提出し、登記後は印鑑カードを使って法人の証明書を取得する流れは同じです。会社設立を自分で進めるなら、まず登記申請日を決め、その日から逆算して印鑑の入手方法を選んでみてください。

マネーフォワードで会社設立を自分で進める「まとめ:印鑑の作成は日数と定款の作り方から決める」の解説イラスト
まとめ:印鑑の作成は日数と定款の作り方から決める

マネーフォワード クラウド会社設立サポート「STEP2 証明書の取得」(株式会社マネーフォワード)を参照。

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